久留米大学医学部同窓会

 会 長  武 田 仁 良

     昭39卒 (医学部9回生)



ご 挨 拶

 

    同窓会の皆様、新年明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願い申し上げます。今年は酉年です。方位では西、時法では午後5時からの2時間です。
    今年で会長に就任して早くも3年になりますが、この間3回の入院生活、6度の手術で皆様方に大変ご迷惑をかけ申し訳ありません。高齢の同窓会会長は今後の課題と思っています。
    昨年12月31日で神代正道理事長(昭42卒)は任期満了にて退任され、顧問に就任予定です。1月1日より永田見生学長(昭48卒)が理事長を兼任されます。国立の大学では理事長制度は無く、私立大学でも理事長、学長の兼任が増えています。また、新しい制度として副学長をおき、旭町地区担当には内村直尚医学部長(昭57卒)、御井学舎担当として荒井功法学部長が兼任されます。
    横倉義武日本医師会会長(昭44卒)は2017年10月に米シカゴで開催される総会で世界医師会会長に就任されます。これまで日本人では武見太郎、坪井栄孝両人のみで日本人の就任は3人目です。中国、クロアチア、ナイジェリアの候補に打ち勝った結果のようです。みやま市の横倉病院は今、出来の良い長男夫婦、義典君(平12卒)と寛子君(平12卒)で守っています。なお、寛子君は中山和道名誉教授(昭32卒)の弟さんの故陽城君(昭40卒)の次女です。また、スタッフは優秀で働き者の連中が集まっていますので、心置きなく頑張ってください。
    読売新聞に放射線科の小金丸雅道准教授(平6卒)が五十肩のカテーテル治療を開始したと紹介されていました。国内では4ケ所目だそうです。まだ保険適応ではありませんが相当有効なようです。なお、小金丸家の祖父故道人先生(昭9卒)、父親道彦君(昭40卒)と三代続く同窓生です。三代続きの医学部同窓は久留米の小篠一家、八女の黒岩一家、三潴の横山一家しか思い浮かびません。皆様の一層のご発展を祈ります。
    昨年11月19日は恒例の九州医師会総会・医学会時の久留米大学医学部同窓会大懇親会が熊本市で開催され、多くの同窓生の参加で賑いました。参加者には末藤榮一(昭35卒)、枝國勇一郎(昭36卒)先輩の大学評議員、池田秀夫佐賀県医師会会長(昭43卒)、蒔本恭長崎県医師会会長(昭43卒)、福田稠熊本県医師会会長(昭48卒)をはじめ、多くの各地区支部長が参加されました。この会に毎年参加の横倉義武日本医師会会長と松田峻一良福岡県医師会会長(大学理事・評議員)は急用にて東京、福岡に行かれました。当日は、金沢市での全国私立医科大学同窓会連絡会に田中幹夫顧問、松本英則副会長、徳富康男総務委員長、松ア友喜事務局長が出張し、また全学部を代表する学生部長の山木宏一副会長は久留米での推薦入学試験と重なり出席できませんでした。今年は、10月28日(第4土曜日)に福岡市の西鉄グランドホテルで開催する予定のようです。桑野建治君(昭39卒)が担当されます。
    今、本学の大きな問題は医師国家試験の低迷です。多くの同窓の皆様方の期待を大きく下回る結果ですが、入学した殆どの学生を卒業させ放校者を出していない上での結果です。除籍や退学処分者を増やしての国試合格率の向上を図っている大学も有るようですがそれは問題です。幸いにも国試浪人者の1年目の国試合格率は上位の成績ですので救われていますが、満足するには至っていません。教授会も必死です。この惨状に対して医学部同窓会からも600万円の国試対策費を補助しています。どうか教職員、学生共に死に物狂いで頑張ってください。
    もう1つの問題は後期研修医、即ら入局者の減少です。過去3年間の入局者は年間64人と少なく、昨年は55人と更に減少しました。医局によっては大学関連病院への派遣医を減らしています。特定機能病院の重症患者の割合が15%から25%に変更され病床稼働率が下り病院収入は減少します。重症患者の対応には若い医師の増加がなければなりません。
    どうか各医局ともお互いに協力し、教職員の増員に努力してください。病院の経営が成り立ちません。同窓の皆様方にもこの窮状を援助くださいますよう宜しくお願いします。情報でも結構です。

平成29年1月25日