久留米大学医学部同窓会

 会 長  松 本 英 則

     昭44卒 (医学部14回生)



ご 挨 拶

 

    あけましておめでとうございます。皆様方にはお健やかに新年をお迎えのことと心よりお慶び申し上げます。
    この度は、武田仁良会長(昭39卒)の突然の辞任に伴い、昨年11月25日の臨時代議員会・総会での役員選挙の結果、私が後任の会長に選出されました。昭和44年卒業・学部14回生で大川三潴支部に所属しています。
    私にとりまして武田仁良先生は、旧第一外科の大先輩です。外科の医局時代は診療グループが異なることもあり、あまり親しくお話をしたことはありませんが、この3年半に亘る会長・副会長という立場でのお付き合いの中で先生のお人柄を知ることが出来ました。物言いは一見乱暴でバンカラな一面もありますが、細やかな気遣いや気配り、思いがけないご配慮に驚かされることがしばしばで、人と人との関わりの上で大切な多くのことを教わりました。
    田中幹夫先生(昭37卒)の同窓会へのご貢献は特筆すべきです。お考えの基本であった縦の糸・横の糸をしっかりと結ぶことを身をもって実践され、素晴らしく同窓会組織を発展させてこられました。
    この度の会長就任に当たり、同窓会の歴史を辿ってみました。1982年に猪口哲二会長(昭10卒)を中心にして発刊された同窓会五十年史を見ますと、同窓会の重みがひしひしと感じられます。昭和7年に九医第1回生の卒業と同時に同窓会は創立され、同時に久留米支部が結成されています。昭和15年の根城晝夜会長(昭8卒)、その後の青山了先生(昭9卒)らのご尽力で本格的な活動に入ったと書かれています。木村登学長は大学のバックボーンは同窓会であり、同窓会は大学のオーナーであるとまで言われました。同窓会の基盤は本来、親睦、融和、団結、発展であり、地域医療を中心とした医師会活動の中でも同窓出身者は固い絆で結ばれているという強みがあります。五十年史発刊の時点ですでに76箇所もの地域支部結成の詳細が記載されています。現在の地域支部は全国に85箇所ですから、40年前までにすでに同窓会の骨格がほぼ出来上がっており、先輩諸氏の同窓会へご尽力のほどが分かります。
    医局単位の学内支部は現在25支部になりました。学内支部の主な目的は教育・研究・診療を推進し、私学らしい独自の発展の支えになることです。昭和51年には奨学会制度が発足し、学内の特に優秀な研究に対して研究助成金が贈られるようになりました。加えて、学友会への補助や海外留学支援制度、学会等補助制度、医学教育および医師国家試験補助制度など、本会の活動は特異的で、本邦でも最も活発な会の一つとして周囲の羨望の的であり、私どもの共通の誇りでもあります。
     このような同窓会の運営を会長という立場でお世話させていただくことになり、その責任の重大さを痛感しております。本部役員の先生方と力を合わせて、会の発展のため微力ではありますが努力を惜しまぬ心積もりです。何卒ご指導、ご支援の程どうぞよろしくお願い申し上げます。

平成30年1月25日